星の琴線*きおくのきろく

ときに濃厚に、ときにふんわりと。感じたまま見たままに綴る空想的ノンフィクション。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

次に見るもの

アンティークな調度品で整えられ柔らかな光で満たされた図書館の一室に彼は居た。 以前に見た、データが入ったBOXがいくつも積み上げられた無機質な空間と違いそこは居心地よく設えられた空間だった。この場所は、彼や私を含む全体の情報が置かれていると…