星の琴線*きおくのきろく

ときに濃厚に、ときにふんわりと。感じたまま見たままに綴る空想的ノンフィクション。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

王の場所

どこの層にも、アセンションを推進しているこの機関である集合、組織は絡んでいる。 そんな、アセンションに大きく関わっているのならディセンションにも深く噛んでいるであろうこの組織の存在感が薄く遠くなる領域がある。 その領域での存在はたちは、独り…

お見送り

金色に輝く 光の帯に導かれ その 陽だまりのように暖かな 道を 昇る 笑顔 の 満ち足りたこと。 生まれる前に 贄となり 屠られ 結界と共に 封じられた 命の 還るところが また 生まれいずるところより 星の軌道を越え 遠くへと伸びていればと 新たな旅に着け…

じーさんキャラ

果たして、神さまとはじーさんみたいななりのだろうか? 確かに このじーさんたちは 全く笑っていない目でニコニコしながらいろんなものを 生みだしたりはしたが 眼光鋭く渋めの面持ちでもっともなことを述べたりはするが 神さま ではない。 まず 神さまって…

近況

ここは 宇宙の外れ。 いや、宇宙の外れというのもオカシイか。 あまり騒がしくない比較的静かな場所、というのが近い。 ○○群や △△群 ××群からも遠く離れている。 これらの群に属することを好むものもあれば苦痛とするものもあり 属する時期もあれば 敢えて離…

ハコ

ハコに戻るのは存外簡単だ。 普通にボンヤリと暮らしていれば、気が付けばそこはもうハコの中だ。 普通にしているのが悪いのではなく普通にだけしていると、ハコに誘われやすい仕組みになっているから、だ。 ハコの中というのはやはり窮屈で、オトも聞こえづ…

動く

この領域は、全体の中の管制官のようなものだ。 そしてそこと多くの時間を交わすのかどうかというのは個体の性質から発するベクトルと、その瞬間の個体の状態、個体の居るセカイの状況を掛け合わせたところから決まって行く。 その管制官的領域の彼は今、お…