星の琴線*きおくのきろく

ときに濃厚に、ときにふんわりと。感じたまま見たままに綴る空想的ノンフィクション。

2019-01-23から1日間の記事一覧

命懸け、ということもある

命懸け ということもある。 彼は自分のシップにある、白い部屋にいた。この船の「回復室」であり、中心部の近いところにある。つまり、彼自身の中心近くにあるということだ。船は彼自身なのだから。 白い部屋にポツンと出現している縦長な空間に彼は横たわり…