ここに来たのは もう何度目かもわからない
この星の片鱗が誕生したばかりで
まだカタチも定まっていなかった頃、
様々な種族が入植し、こぞって実験を始めた頃、
打ち捨てられ 流刑地となった頃、
そのずっとあと。
あらゆる層で あらゆる姿で関わった。
そうして どのタイムラインでも
ここは一過程に過ぎず
閉じられた先へと既に駒は進められており
固定する杭を全て回収する際に必要な
ここは、
特別でもなければ
特別にするものでもない
という視点に立ち返ることを
知ってはいても忘れがちな杭たちが
思い出す為の 号令は
時限装置的に
段階的に
ハートに灯る「愛」の中に込められている。
にほんブログ村