星の琴線*きおくのきろく

ときに濃厚に、ときにふんわりと。感じたまま見たままに綴る空想的ノンフィクション。

星を見る少年

その少年は星を見ていました。

 

星を見て そこから送られてくるエネルギーを管理するのです。
それが彼の仕事でもありました。

 

かつて天上にある星々は 
少年のように地上に住むものにとって
身近にあり実際にサポートしてくれるものだったのです。

 

そして一方的ではなく
彼らの方から働きかけることができました。
星から届いたエネルギーを地上で加工するのではなく
ここに届くまでの段階で干渉し調整するのです。

 

 

少年はその仕事が大好きでした。


エネルギーの読みとりや地上との調整の難しさ、
繊細な作業はいつまでも飽きることなく彼を魅了し続けました。

 


この時の少年の熱は、彼らの全体の中で今も息づき
特定の座標はそこに心を奪われていました。

 

 


この熱さえも
自分たちの一部であり、全てではないということを
思い出すことができずに・・・・・・

 

 

 

 

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